46億回目の春?

桜も咲いて、もうすっかり春ですね。
メジロの群れが庭先の梅の木に蜜を吸いに来たり、
杉やヒノキの花粉が飛んだり、
冬の寒さに耐えていた木の芽が、一斉に芽吹いて森を若々しい青葉の色に染めたり、
今年もいつものように冬が過ぎて春が来ました。
よく考えてみると地球ができたのは約46億年前なので、春は46億回巡ってきたことになりますね。
先週、森守会の定例活動に参加しました。
この日はぽかぽか陽気の穏やかな天気だったので春の訪れを実感しながら楽しく作業を行えたのですが、
今年の春は去年の春とはちょっと違いました。
何が去年の春と違ったのかというと、
一つ目。
冬イチゴが自分の足元に美味しそうな実を付けていることに今年はじめて気が付いたんです。

二つ目。
杉の木を薄くスライスして太陽に透かして見たら、手のひらを太陽に透かして見た時のように赤い色に見えたんです。
まるで血が通っているようで不思議な色です。こんなのは生まれて初めて見ました。

三つ目。
久しぶりに青梅駅から歩いて青梅の森に向かう途中に見事な花をつけた梅の木がありました。今までその木の脇を何回か歩いたことはあったのですが、
こんな見事な花をつけるなんて今まで知りませんでした。

最後にもう一つ。
作業中にふと足元を見ると大きなどんぐりが落ちているのが目に入りました。
とても大きかったので思わず拾ってみようと手でつかんで持ち上げようとしたのですが、
なんと、しっかり根を張っていてびくともしません。
新しい命が芽生えていたのです。

去年までは気が付かなかったこと、実はまだほかにもたくさんあったのですが、ここでは書ききれません。
皆さんにとっても今年の春は去年とは何か違うのではないでしょうか。
46億回目の春。
また次回の定例活動で森に入ったら去年の春とは違う何か、新しい気づきや、新しい出会い、経験、風景、天気、去年と違う鳥の声、虫の羽音、等々「今年だけの春」を満喫したいと思います。
早く定例活動に行きたいなあ。と思う今日この頃です。
皆さんもぜひ山に入って、去年の春と今年の春は何が違うのか実感してみてください。

